看護師さんに対してわたしが思うこと。
2年前に下書きのまま置いてあった記事、今だからこそアップしたいと思いました。
看護師さんへの感謝と尊敬。
それはコロナが関係なくても実際に接すれば感じることができました。
コロナ真っただ中の今、改めて医療従事者の方々への感謝を伝えたいです。
わたし、普段は接客業をしていて、毎日お客様をいかに満足させられるかをわりと真剣に考えて働いてるんです。
入院前にそんなわたしがイメージしていた看護師さんは、
サービス業でもないから常に愛想がいいわけでもないし、一番は看護することだからわたしもそれを求めてはいけない
という感じでした。
実際は思ってたより優しい人が多くて、細やかな気配りができる人もいました。
ベテランの人はやはりテキパキしていてやや圧強めの人もいました。笑
甘やかすことだけでなく経験から基づく、これは大丈夫なやつ、みたいなのがわかっていて、強めな態度も時に必要なんだと思います。
患者と一番近い存在。
主治医の先生には言いにくい小さな問題や質問を伝えることができたり、
わたしのテンションが低かろうがいつも元気に声をかけてくれたり、
気にかけてくれたり変化に気づいてくれたり
何かお手伝いできることはありませんか?と歩み寄ってくれたり。
実は先月も入院してこの病気関連で3回目になったのですが、
今回やっと看護師さんに思ってることを言えるようになりました。
お水をくんできてもらったり、ずっと同じ体制でいたから背中おしりがかゆくなってブツブツができてしまったこと、いつシャワー浴びれるようになるの?いつ退院できるの?など。
なぜ今まで言えなかったのだと思うようなことだけど、言えるようになったことで小さなストレスはなくなっていきました。
看護師さんはなにひとつ嫌な顔することなくやってくれることに驚き、尊敬しました。
コロナで面会禁止だったこともあるのだろうけど、人と話すことはすごく大事だと思いました。
看護師さんと仲良くなるだけで入院生活が楽しくなるのでお勧めです。
入院しなければ会えないし、退院したらもう会うこともないのだけれど、その場限りの関係性とは思えないほどちゃんと向き合ってくれて、良くなってきたことを一緒に喜んでくれて本当にうれしかったです。
心から奉仕する気持ち、わたしも忘れすに接客をやっていきたいと思えました。
人にやさしくされると感じる温かい気持ちを、また他のだれかに与えることができて、思いやる気持ちが世の中にそうやって循環すればいいなあって思います。
まずはわたしから。
入院前にやることリスト
入院前にやったこと、やってよかったことをまとめてみました。
入院準備とか王道なやつ?は外してます。
▶︎食べたいものを食べる
わたしの中で入院前は健康、入院中からがん患者という認識だったので(笑)、入院する前には病気のこと考えず好きなものを食べて幸せを噛み締めていました。
お酒ももともとそんな飲む方じゃないのでいつも通り外食で2杯ほど飲んで楽しい時間を過ごしていました。
限度はあると思いますが、せっかくの楽しい時間やスイーツを食べて幸せな気持ちになるのを我慢する必要はないと思います!個人的には。入院前の元気なわたしは今しかいないって言って。はい、食いしん坊です。
▶︎髪の毛を切る
常にセミロングからロングの髪をキープしてましたが、思い切って切りました。これは切って正解。
入院中毎日髪の毛が洗えるわけではないし、術後に自分で洗ったり乾かしたりが結構大変な作業になるので時間短縮になってよかった◎
信頼できる美容師さんに頼めばおかしなことにはならないはず!
▶︎入院の準備
必要なものを揃える。わたしは新しく買うもので今後使わなさそうなものは100均で買いました。
Wi-Fiは必要かと。わたしの病院はプロバイダに登録したらWi-Fiが使えました!月500円くらいでした。
術後2,3日経って元気になってきてからはYouTube見たりラジオ聴いたりをずーーーっとしてました。
そして欅坂46にハマりました笑
アイドルとか全く興味なかったんですけどね。
ラジオはradikoで星野源、バナナマン、おぎやはぎは毎週聴いてました。
こちらもラジオなんて全く聴いたことなかったのにハマりました。
しょーもない下ネタがメインですが、笑ってしまう!おもしろい!
入院中は時間があるので新たな発見や興味の幅が広がるから、悪いことばっかりではないなって思います。
読みたい本も入院前に選んで持ってきましたー!
▶︎日用品のチェック、ストック購入
わたしは一人暮らしなので、退院後の買い物を考えるともうすぐなくなりそうな
トイレットペーパーや洗剤などは買ってストックを準備して出てきました。
もともとストック置かない派なので。
まあでもこれはAmazonとかで家まで頼むとか色々方法はあると思います!
▶︎毛を剃る
過去に脱毛してたことをいいことに日頃あまり剃ってないので忘れそうでした。彼氏がいないとめっきり剃らなくなるよねー(小声)
病院では手術前に脇は剃ってきましたか的なこと聞かれました。
切るからですかね?見るからですかね?
なのでちゃんと処理して行って良かったです◎
まあ忘れても剃れそうな感じはありました。
どれも忘れたからといって致命的なことではないですが、より良い入院生活?を送るために参考になれば幸いです。
また思い出したら増やしてゆきます。
検診から告知まで。
しこりに気づいたのは実は夏の終わり。
半年以上前に異変には気づいてたんですね。
何を隠そうわたしは貧乳なので、マッサージして大きくしよう的な本を持っていました。(真剣🤭笑)
久しぶりにマッサージをしてみたら、なにか硬いものが奥の方にある感じ。
しこりっていう単語を聞いたことはあるものの、どういうものか触ったことがなかったので未知だったんだけど、
これが、しこり、、かもしれない。
そう思ったのを覚えています。
石が入ってるー!と当時一緒に住んで妹に騒ぎながらもなかなか病院に行かず。
わたし的に婦人科とかって眼科とか耳鼻科ほど気軽に行ける場所じゃなくて、なにもないならできるだけ行きたくない。
病院も知らないし予約めんどくさい、、
わたしのダメなところが出ていますね。
放置。
でもやっぱり気になって石が大きくなってきている感じがして重い腰を上げて病院に行きました。
(ちなみにわざわざ気合い入れて電車に乗って行ったのに休診日でだいぶがっくりしたので病院も含め下調べ大事🤐)
その時の結果は陰性。
じいさん先生がちゃちゃっとエコーしておそらく乳腺症だと。
エコーはローションみたいなの塗ってヌルヌルして気持ちいいものではないけど痛いものではなかった。
金額も3000円ちょっと。
安心料だと思ったら払える。
乳腺症の説明はほとんどなくて、また気になることになったら来てくださいくらいの軽い感じ。なんだそれ。
帰ってネットで調べたら特に治療法とかもないし、まあ何もなくてよかった。考え過ぎだわ、そう思ってた。
そして春。
お風呂に入る前、鏡に映る自分の姿をなにげなく見ると
ん???なんかボコッてなってない?
しこりがあった辺りが少し浮き出ている。
触ったら石ぐらいだったしこりが岩ぐらい(ちょっと大げさ)になってて
またもや妹に岩が入ってるー!と騒ぎ、無理矢理触らせる。笑
お岩ちゃんだね、と妹28歳が言う。
お岩ちゃん、さすがに心配になり、違う病院でもう一度検診に行くことに。
そこでもエコー。さらに針検診。
注射大嫌い痛いの大嫌いですが、拒否権なく刺される。
いたい、、
でも泣くほどではなかったです。まぁもういい大人なんで😎
そこから結果待ち。1週間くらいだったかな?
ここでもあんまり心配してなかったです。
ただしこりが大きめなので良性だったとしても切った方がいいかもとさらっと言われる。
切る??え?皮膚を?
しかし即座にわたしの中の現実逃避ボタンが押され、聞こえなかったことになる。
わたしこの時、胸がなくなってまで生きたくない、くらいに思ってました。貧乳なのに。
なんというかすごくやりたいことがあるわけでもないし、好きな人との未来があるわけでもないし。
大事にしてなかったんです。自分の人生を。
そんな中、疑陽性というまた聞いたことないワードを伝えられる。
陽性とは言い切れないけど可能性もあるし、陰性の場合ももちろんある。
大きい病院で詳しく調べてください、とのこと。
その先生の話ぶりからはわたしを無駄に不安にさせないようにとしてくれているのがわかった。
だからわたしもそこまで不安にならなかった。
詳しい検査受けてスッキリしようって。
大きい病院のため、予約はなかなか取れないしわたしのシフトとの調整もあっていくつもしなければならない検査もすごく時間がかかった。
この時のわたしはもちろん大丈夫だと思ってたから仕事優先で検査後回し。
仕事場の人にも友達にも言ってなかった。
組織診が太い注射で組織を取るとのことで、それが嫌すぎて寝れないことはありました。どんだけ。
でもこの時期が強いて言うなら一番病んだかもしれない。
わたし、実は母を数年前に癌で亡くしています。辛い治療と変わっていく姿、それでも弱音を吐かず頑張る姿を見ているから、自分ももしかしてそうなるんじゃって思ったら怖くて。
夜にふと思い出すくらいでしたが。
はじめてのMRI。ちょっと興味があって若干ワクワクしてた。
仰向けではなくうつ伏せで胸のところが穴が開いてて、耳にはヘッドホン。
クラシックっぽい音楽が流れるものの工事現場の間近にいる感じで物凄くうるさい。ヘッドホン意味ある?くらい。
そしてMRIでの造影剤でアレルギー反応起きるの巻。
造影剤が体内に流れてきて、急に喉に異変があり吐き気。これはヤバイやつやと思って緊急ボタンで停止したらおおごとになってた。
後日今後その病院ではその造影剤使うのやめることになったと聞いた。こわ。
また別日に組織診。
これだけ妹についてきてもらいました。
待ってる間とか喋ってた方が気が紛れるし。
麻酔をぶすぶすと何本も打たれて、その痛みはあるものの太い針を打つ頃には感覚もなくなってました。
そしてバキュームみたいに吸ったり動かしたり。
痛くないけど感覚が気持ち悪くて謎に大号泣。
先生もビックリしていました。
そういえばマンモグラフィもしました。
これは痛かった。もうしたくないです笑
そして、結果発表。
かれこれ1ヶ月以上経ってました。
検査した結果、陽性でした。