ガンとアラサー婚活

アラサーが乳がんを告知され婚活するはなし

検診から告知まで。

しこりに気づいたのは実は夏の終わり。

半年以上前に異変には気づいてたんですね。

 

何を隠そうわたしは貧乳なので、マッサージして大きくしよう的な本を持っていました。(真剣🤭笑)

久しぶりにマッサージをしてみたら、なにか硬いものが奥の方にある感じ。

 

しこりっていう単語を聞いたことはあるものの、どういうものか触ったことがなかったので未知だったんだけど、

 

これが、しこり、、かもしれない。

 

そう思ったのを覚えています。

 

石が入ってるー!と当時一緒に住んで妹に騒ぎながらもなかなか病院に行かず。

わたし的に婦人科とかって眼科とか耳鼻科ほど気軽に行ける場所じゃなくて、なにもないならできるだけ行きたくない。

病院も知らないし予約めんどくさい、、

わたしのダメなところが出ていますね。

放置。

でもやっぱり気になって石が大きくなってきている感じがして重い腰を上げて病院に行きました。

(ちなみにわざわざ気合い入れて電車に乗って行ったのに休診日でだいぶがっくりしたので病院も含め下調べ大事🤐)

 

その時の結果は陰性。

じいさん先生がちゃちゃっとエコーしておそらく乳腺症だと。

エコーはローションみたいなの塗ってヌルヌルして気持ちいいものではないけど痛いものではなかった。

金額も3000円ちょっと。

安心料だと思ったら払える。

乳腺症の説明はほとんどなくて、また気になることになったら来てくださいくらいの軽い感じ。なんだそれ。

帰ってネットで調べたら特に治療法とかもないし、まあ何もなくてよかった。考え過ぎだわ、そう思ってた。

 

そして春。

お風呂に入る前、鏡に映る自分の姿をなにげなく見ると

 

ん???なんかボコッてなってない?

 

しこりがあった辺りが少し浮き出ている。

触ったら石ぐらいだったしこりが岩ぐらい(ちょっと大げさ)になってて

またもや妹に岩が入ってるー!と騒ぎ、無理矢理触らせる。笑

お岩ちゃんだね、と妹28歳が言う。

 

お岩ちゃん、さすがに心配になり、違う病院でもう一度検診に行くことに。

 

そこでもエコー。さらに針検診。

注射大嫌い痛いの大嫌いですが、拒否権なく刺される。

いたい、、

でも泣くほどではなかったです。まぁもういい大人なんで😎

 

そこから結果待ち。1週間くらいだったかな?

ここでもあんまり心配してなかったです。

ただしこりが大きめなので良性だったとしても切った方がいいかもとさらっと言われる。

 

切る??え?皮膚を?

 

しかし即座にわたしの中の現実逃避ボタンが押され、聞こえなかったことになる。

わたしこの時、胸がなくなってまで生きたくない、くらいに思ってました。貧乳なのに。

なんというかすごくやりたいことがあるわけでもないし、好きな人との未来があるわけでもないし。

大事にしてなかったんです。自分の人生を。

 

そんな中、疑陽性というまた聞いたことないワードを伝えられる。

 

陽性とは言い切れないけど可能性もあるし、陰性の場合ももちろんある。

大きい病院で詳しく調べてください、とのこと。

 

その先生の話ぶりからはわたしを無駄に不安にさせないようにとしてくれているのがわかった。

だからわたしもそこまで不安にならなかった。

詳しい検査受けてスッキリしようって。

 

大きい病院のため、予約はなかなか取れないしわたしのシフトとの調整もあっていくつもしなければならない検査もすごく時間がかかった。

この時のわたしはもちろん大丈夫だと思ってたから仕事優先で検査後回し。

仕事場の人にも友達にも言ってなかった。

 

組織診が太い注射で組織を取るとのことで、それが嫌すぎて寝れないことはありました。どんだけ。

でもこの時期が強いて言うなら一番病んだかもしれない。

わたし、実は母を数年前に癌で亡くしています。辛い治療と変わっていく姿、それでも弱音を吐かず頑張る姿を見ているから、自分ももしかしてそうなるんじゃって思ったら怖くて。

夜にふと思い出すくらいでしたが。

 

はじめてのMRI。ちょっと興味があって若干ワクワクしてた。

仰向けではなくうつ伏せで胸のところが穴が開いてて、耳にはヘッドホン。

クラシックっぽい音楽が流れるものの工事現場の間近にいる感じで物凄くうるさい。ヘッドホン意味ある?くらい。

そしてMRIでの造影剤でアレルギー反応起きるの巻。

造影剤が体内に流れてきて、急に喉に異変があり吐き気。これはヤバイやつやと思って緊急ボタンで停止したらおおごとになってた。

後日今後その病院ではその造影剤使うのやめることになったと聞いた。こわ。

 

また別日に組織診。

これだけ妹についてきてもらいました。

待ってる間とか喋ってた方が気が紛れるし。

麻酔をぶすぶすと何本も打たれて、その痛みはあるものの太い針を打つ頃には感覚もなくなってました。

そしてバキュームみたいに吸ったり動かしたり。

痛くないけど感覚が気持ち悪くて謎に大号泣。

先生もビックリしていました。

 

そういえばマンモグラフィもしました。

これは痛かった。もうしたくないです笑

 

そして、結果発表。

かれこれ1ヶ月以上経ってました。

 

検査した結果、陽性でした。